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らき☆すた の売れ筋商品

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らき☆すた (7) (角川コミックス)

前の巻で卒業したということもあり、いつも以上に発売を心待ちにしていた。
美水かがみ「らき☆すた」7巻。


やはり「らき☆すた」は「らき☆すた」だった。
卒業して大学に入ってもみんな仲良しだし、ネタの面白さも変わらないし、空気感も同じだし。
新展開は新展開なのだが、ある意味既刊を読んでいるのとそこまで読み心地は変わらない。
つまりはそこまで違和感がなく、むしろ自然な流れだと思えるのがとても良かった。
 んで、この手の漫画に於いては非常にエポック・メイキングな展開というか、中々に例を見ないパターンだと思う。
学園漫画としては異例だが、今のところすんなり行ってる部分が大きいので、これはこれで面白い展開なんじゃないかと思う。
 新キャラも増えたし、ゆたかも半分主人公みたいになってきて、まだまだこれからの作品だなと思えるくらい。

ネタ的にもとにかく今巻は一作一作がとても面白い。
ダイエットネタなんかは流石に多すぎだが、それを抜きにしてもおいしいネタは沢山。
パティが泉家にホームステイしたエピソードが本格的に描かれたり(恐らくきちんと登場させたかったのではないかと)、コミケネタもあったり。
 かがみの色恋ネタはどれも鉄板。 更にいうならあやののカップルネタも。
こなたやひよりの妄想もところどころで冴えている。118ページの「言い回し」は、ギリギリでアウトだと思う(笑)。
こなたに関してはここへきて更にキャラに磨きが掛かった感じが。
そういえば絵の感じも変わってきている。柔らかくて見やすくなってきたというか。シンプルな方向性。
 後、個人的には「あきらの王国」がいい感じに面白くなってきているのも嬉しい。漫画のあきらは普通にいい娘です。

好きなネタを書いていけばキリがないが、久々のショートストーリー「日和、南にありてゆたかに」は是非読んで欲しい。
単純にすっげえいい話です。優しさを直に感じれるような。
珍しく言い争う?感じのシーンもあって、新鮮さも抜群。

おまけページは各キャラのラフ画による書き下ろしや、5巻のように一般では読めないネタも付けてくれている。
赤塚不二夫展に寄稿されたこなたが「しぇーっ」のポーズをしているイラストもカラーで掲載。これがまたとてもいい出来。
とにかく全体を通して満足できる一冊でした。面白かった!


最後に、ここのページに関するネタもいくつか掲載されてます。必見。


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