異国迷路のクロワーゼ の売れ筋商品
異国迷路のクロワーゼ Ｌｅ ｃａｈｉｅｒ ｄ’ Ｙｕｎｅ (富士見ファンタジア文庫)
漫画は1巻のみ、アニメは追って視聴している者の感想です。
絵が綺麗な雰囲気重視のような作品ですが、小説版は軽く読める文体で中々実のある話でした。
中身を軽くネタバレしない程度に説明すると
・１話目は舞台は日本。湯音と姉・汐音の過去のお話。
周りの偏見が厳しくも慎ましく暮らしている姉妹は･･･。個人的に予想外の過去。
・２話目は変わってパリでの話。漫画１巻で登場した貧民の少年が登場。
とある理由で貧民街にいきその生活に湯音は驚くも･･･。貧困からは当然救えませんが、湯音は･･･。
・３話目はお約束なクロードとすれ違い。
湯音がまた失敗するも、それに対しての価値観や考え方の違いにお互いの口足らずもあって･･。
のんびり優しい癒し系かと思ったらそうでもなくシリアスめ。締めは優しいですが。
ノベライズは外れだったり、そうじゃなくとも全然印象に残らないものばかり引いていたのですが、
この小説版は良い出来だったと思います。
原作やアニメどちらかでも知っていれば楽しめる内容だと思います。
お勧めは日本での姉・汐音との話です。
上記レビューはAmazon.co.jpより取得しています。