ヘンリエッタ1の痛Suicaサムネイル
 印刷用 300dpi版JPG ダウンロード ▶

 作り方 ▶

ガンスリンガーガール の売れ筋商品

GUNSLINGER GIRL 12 (電撃コミックス)のサムネイル
GUNSLINGER GIRL 12 (電撃コミックス)

相田裕「GUNSLINGER GIRL」12巻。長期に渡って描かれた物語も、いよいよ終盤に突入した感がある。
そして表紙の出来が抜群に良いです。


11巻の引きから続いて、ジャンとジョゼの過去話が中心。
淡々と描かれる相当の悲劇、なのだが不思議とそこまで怖かったり絶望的な感じがしなかったのは
彼らの妹であるエンリカのキャラクター性と、ジャンの婚約者であったソフィアの存在のお陰だと思う。
最初は軋轢だらけだった二人の間柄が、次第に解消されて仲良くなっていく様は見ていて気持ちが良かった。
だからこそ、その結末には動揺してしまったのだが。
悲しむ隙も無い、という感じの。
既に彼女がどうなるか、なんてことは承知の上だったが、それでも口絵のイラストとかを見ると、余計に。

それを考えると、ジョゼとジャンの執着にも納得がいくし、ヘンリエッタをおざなりにしたジョゼの態度も致し方なかったと思う。
一応のフォローはするものの、
それでもまだ彼には「過去」という概念が付きまとっている模様。
ある重大な決断をしてしまう。
その決断による贖罪が、73話で描かれたシーンだったのかな、とは思いつつ。
あの一連のシーンは個人的に思い入れのあるシーンだったし、非常に感慨深かった。絶妙タイミングでの再現。
 そして物語は加速度的に急展開を迎える模様
ここまでお膳立てされては、当然行方や結末がますます気になります。
次巻からは更に厳しい話になりそうで。
でも、見守ります。
見届けたいです。

上記レビューはAmazon.co.jpより取得しています。