ひぐらしのなく頃に の売れ筋商品
ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(1) (ガンガンコミックス)
ガンガン系で3巻同時発売されたこで、どこから読めばいいのか混乱されている方が若干いるようなので補足説明をば。
原作は同人サウンドノベルとして発表されたもので、『鬼隠し編』『綿流し編』『祟り殺し編』『暇つぶし編』の4つが順に「出題編」として出されたもので、『目明し編』『罪滅ぼし編』『皆殺し編』が次にこの順番で『ひぐらしのなく頃に 解』として発表されました。
コミックは『鬼隠し編』『綿流し編』『祟り殺し編』の3編同時発売で、それぞれ独立して読めるようになっていますがやはり原作同様に『鬼隠し編』から発表順に読むことをお勧めします。後の編になると前編での内容を踏まえた描写が増えるからで、また『ひぐらし』世界に落ち込んでいくにはこの順番が妥当だからです。
『解』がどのような形のコミックになるかはまだ不明ですが、「出題編」での傾向を見る限りは『目明し編』から読まれるのがいいと思います。原作では『目明し編』『罪滅ぼし編』『皆殺し編』の順に「ネタばれ」が激しくなっていくので、やはり『解』に入ってもまだまだ読み手を混乱させる雛見沢を味わうにはこの順番がいいかと。
コミックとしての本書の評価は完璧の一言に尽きるでしょう。膨大な原作のなかからエッセンスを取り出して、読者を恐怖と混乱の中に叩き込んでくれます。コミック版『綿流し編』『祟り殺し編』も完璧なコミカライズをされているのでそちらも是非。
『解』も同じ方が漫画を担当されるとのことなので、こちらも期待でしょう。
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